睡眠の基礎

睡眠衛生と治療

睡眠衛生について

「眠れない」と感じた時、症状のチェックだけでなく、睡眠衛生についてもチェックすることをお勧めします。
よくない睡眠環境や、間違った睡眠習慣が、睡眠を妨げている可能性もあるので注意が必要です。

【チェックすべき寝室環境】
・騒音
・日当たり
・寝るときの明るさ
・テレビやラジオをつけっぱなしにしていないか。

【チェックすべき睡眠習慣】
・床に入る時刻と実際に寝入る時刻、実際に起きる時刻と床から出る時刻
・就寝の際の習慣的
・昼寝の長さ
・嗜好品(飲酒、喫煙、コーヒーなどのカフェイン類)

こちらもチェック→
>健康づくりのための睡眠指針~快適な睡眠のための7箇条~

>厚生労働省の検討会が提唱する、睡眠問題の「予防」「改善」に役立つ7箇条。

治療について

睡眠環境や睡眠習慣を見直しても症状が改善されない場合、睡眠障害が疑われます。その疾患によって治療法は異なります。
症状やサイン、診察や検査から、その原因となる疾患が適切に診断され、原因に応じた治療を受けることが重要です。

不眠症以外の疾患に対する治療法

◆睡眠時無呼吸症候群

重症度によって治療法が違います。代表的なものに、経鼻的持続陽圧呼吸療法(鼻CPAP療法)や口腔内装置などがあります。
また、肥満がある場合は、ダイエットも必要となります。注意しなければならないこととして、飲酒や睡眠薬があります。かえって症状を悪化させます。
まずは専門医へ相談しましょう。

◆むずむず脚症候群・周期性四肢運動障害

抗てんかん薬や抗パーキンソン病薬などが使用されます。専門医の診察・処方が必要です。

◆過眠症

先ず、夜間に十分な睡眠と、規則的な生活を心がけましょう。昼休みなどに短時間の昼寝を上手に取り入れるなど工夫も必要です。症状によっては眠気に対し、中枢神経刺激薬が使用されることがありますが、この場合、専門医による診察・検査が必要です。

◆睡眠時随伴症

ストレスなどが関与しているケースがあるので、先ずはストレスの軽減につとめましょう。 睡眠中の寝ぼけ行動に対しては、危険に配慮し寝室環境を整えましょう。 薬物療法として、睡眠薬、抗てんかん薬、抗うつ薬、抗パーキンソン病薬などが用いられますが、専門医による診察・検査が必要です。

◆概日リズム睡眠障害

先ず第一に、朝たっぷり光を浴びましょう。体内時計をリセットし、通常の一日のリズムに合わせるために重要な習慣です。休日も同じ時刻に起床して、光を浴びるのがポイントです。睡眠薬やサプリメントを使用する場合もありますが、専門医の指導が必須です。

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